パークハイアット・バンコクでいただけるアフタヌーンティー。以前からインスタ等でよく見かけるので気になっていました。
今回、ありがたいことにご招待いただきましたのでレポートしてみます。
総合的に、雰囲気もよくてメニューも大満足! お一人様にも、お子様連れにもオススメできるアフタヌーンティーでした♪
どんなホテル?
Park Hyatt Bangkok(パークハイアット・バンコク)は5つ星ホテルです。
パークハイアット・グループは全世界に500軒以上のホテルを展開していますので皆様ご存知かと思いますが、ここバンコクでは2017年5月にオープンしたばかり。 バンコクの高級デパート「Central Embassy(セントラルエンバシー)」の上層階にあり、美しい曲線構造の建物が個性的です。 アフタヌーンティーがいただけるのはパークハイアット・バンコク内Living Roomです。
行き方、場所、地図
アクセスの仕方が少し分かりづらいので、詳しく説明しますね。
パークハイアット・バンコクホテルはBTSプルンチット駅から直結しています。(地図など詳細は末尾のGoogle Mapをご確認下さい)
まずはプルンチット駅の5番出口からスカイウォークで直結しているデパート「Central Embassy(セントラルエンバシー)」に向かいます。
スカイウォークの途中、案内が出ています。
セントラルエンバシー入り口。
セントラルエンバシーに入ったら、エスカレーターで1つ下、G階に降ります。
G階のPRADAの横のガラス扉がパークハイアット・バンコクの入口です。 ちょっと分かりにくいけど、ここがホテルの入口です。
ガラス戸の奥に行くとエレベーターがあるので、それに乗ってホテルのロビーがあるL階にあがります。
ロビーフロアはこんな雰囲気です。
アート作品も飾られており、一歩足を踏み入れるだけでバンコクの喧騒が嘘のように静かな空間です。
ここから、ロビーに向かって左手の階段を降りて9階のアフタヌーンティー会場、Living Roomに向かいます。
階段がまた素敵な雰囲気で、一歩一歩降りていきながらアフタヌーンティーへの期待が高まります♪
パークハイアット・バンコクのLiving Room。店内の様子
天井が高く、ハイセンスで落ち着いた雰囲気です!
大きな窓があるため、陽の光が降り注ぐ明るい空間になっています。 すべてソファ席で、ゆったりとした席配置です。
小さな子ども連れでもOKなのか確認したところ、奥に家族用の個室があり、希望すればそちらを予約することができるそうです。
親としてはこんな静かなステキ空間で子どもが大騒ぎしてしまったらすごく焦るので(笑)、個室でゆっくり過ごせるのは助かりますよね。
天井のこの印象的なアート作品は日本人アーティスト澤田広俊(サワダ ヒロトシ)氏によるデザインによる「NAGA」。 神話の蛇神ナーガにインスピレーションを受けて制作されたそうです。
アフタヌーンティーはどんなメニュー?
メニューはこちらです。
- 1人用800B++(=約2640円)
- 2人用1400B++(=約4620円)
2人分をシェアした方がお得ですが、お一人様行動大好きな私としては1人分があるのがありがたい! また友達と来た時に、奇数人数になってもOKなのが助かります。 (ホテルによってはアフタヌーンティーは2名セットのみという所もあるので…)
裏面、メニュー詳細。
詳細は後ほど写真と共に紹介しますね。
飲み物はマリアージュフレールの紅茶、もしくはillyのコーヒーです。
「マリアージュ フレール」はフランスのルイ14世も愛したといわれる高級紅茶ブランドです。紅茶が飲みたかったのでそちらをチョイスしたのは良いものの、、、
紅茶の中でも種類が様々で、WHITE TEA, BLACK TEA, BLUE TEA, GREEN TEA 等など…紅茶だけで何ページにもわたってメニューがあり、、、たくさんすぎて決められない!
親切なホテルスタッフさんが教えてくれた所によれば、1番人気は BLACK TEA の Marco Poloとのこと。 素直にそちらにしました。(多すぎて違いが分からなかったと
もいう笑)
サーブしてくださっているホテルのスタッフさん。
この方、終始笑顔で最後まで気持ちの良いサービスをして下さいました♪
BLACK TEA の Marco Polo。香りが高いのにクセがなく飲みやすい紅茶です。
実食してみた
しばらく待っていると、、、来ました!
まずは、ハードブレッドを使ったオープンサンドです。
※写真は2名分です。
見た目もカラフルでとってもかわいい!!
写真左上から…
・スモークサーモン、ビーツ、サワークリーム、レモン
ぱっと目を惹く「赤」! サーモン×ビーツだとこんな華やかな色味になるんですね。 ビーツのへんなクセはなく、サーモンの風味とよくマッチしていました。
・アボカドのワカモレソース、コリアンダー、フェタチーズ、ザクロ
こちらも華やかなイエロー×グリーン! アボカド大好きな私としてはうれしい一品。ザクロとフェタチーズのおかげもあって軽やかな後味です。
・蟹肉のカクテルソース、キャビア
見た目はキャビアの印象が強いですが、食べてみると蟹肉の風味の高いこと! シーフードの臭みはいっさいなく、程よい塩気がたまりません。
・熟成したパルマ産ハム、トリュフバター
ハムとピクルスに隠れてしまっていますが、サクサクのパンに染み込んだトリュフバターが最高に美味しい!最後にこのトリュフバターのパンだけ追加でおかわりしちゃいたい!(※できません。笑)
このビビッドな色合い。女子にはたまらないですね!
続いて、スイーツ。登場する時の演出が楽しかった♪
スタッフさんがドライアイスに水を注ぐと…
吹き出す煙の臨場感をお楽しみいただけたでしょうか(笑)
スイーツメニューは、左から手前に
・マンゴーミントのチーズケーキ
私的No. 1スイーツはこれ!ぷるぷるのマンゴーソースに包まれたチーズケーキです。 マンゴーの風味は抜群なのに、ミントの香りがさわやか!ホールケーキにして抱えて食べたいくらい私の好きな味(笑)
・ブルーベリータルト
ごろごろとした大振りのブルーベリーが目を惹きます。大振りなのにすごくみずみずしい!タルト生地はほろほろサクサク、やさしいクリームと良くマッチしてます。
・バッテンバーグのココナッツケーキ
イギリスの伝統菓子で本国のアフタヌーンティーの定番だそうです。 ココナツケーキの市松模様がかわいらしく、やさしい味わいです。まわりのラズベリーソースは甘酸っぱくてバランスが良かったです。
・ヴァローナのチョコレートバー
日本でも販売されている人気のショコラトリー「ヴァローナ」のショコラを惜しみなく使っています。濃厚なチョコレートケーキですがポーションが小さめなので軽く食べられてしまいます。こういうのが、一度で色々食べられるアフタヌーンティーのうれしい所ですね。
・抹茶のクロカンブッシュ
サクサクざくざくのシュー生地の中に甘めの抹茶クリームが。日本人的にはもっと苦くても大丈夫ですが、このラインナップの中なのでシュークリームらしい甘さでまとまっています。ザクザク、とろっとした食感も楽しい一品。
1番上、ドライアイスの上に鎮座しているのは アイスボンボンです。
凍るほどパリッパリに冷やされた薄いチョコレートを噛むと、中の濃厚なソースがとろっとあふれ出します。 噛んだ瞬間少しお酒の香りが漂う、大人のチョコレートです。
スコーンはプレーンとレーズン入りの2種類です。
ほんのりあたたかい外側はさっくり、中はしっとりとした生地で、これだけで紅茶とぴったり!ラズベリーソースとバター、2種類の味も楽しめます。
どれもこれも美味しくて、最高のひと時を味わえました!
アフタヌーンティー会場のすぐ外にはインフィニティプールがありますので、食事の前後にお散歩するのもオススメです。
食後、私が外を眺めていると、ぜひどうぞ!とホテルのスタッフさんが笑顔でドアを開け外に連れ出してくださいました。 アフタヌーンティーのサーブの時もそうでしたが、自然で心地よいサービスです。
この日はあいにく雨が降りそうな曇り空でしたが、それでもバンコクの高層ビルと開けた空が楽しめました。 晴れた日にまた来てみたい!
余談ですが…私は日本にいたころ、西新宿にあるパークハイアット東京のアフタヌーンティーにも行ったことがあります。
41階だったかな、ピークラウンジといってあちらも高層階で眺めが良いのですが、店内の雰囲気といい、メニューの内容といい、演出といい。 こちらバンコクの方が断然満足度が高かったです!
あまり変わらない価格帯(日本は1人2000円~)なので、バンコクで行ってみて損はないと思います。
アフタヌーンティーの開始時間が14時からと少し遅めなのがネックですが、都合が付く方はぜひ! タイに滞在中、ぜひ1度は訪れてみることをオススメします。
店舗情報
Park Hyatt Bangkok Hotel(パークハイアット・バンコクホテル)
住所: Central Embassy 88, Wireless Rd, Khwaeng Lumphini, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330
営業時間: 6:00~22:00、Afternoon Tea: 14:00~17:00
定休日: なし
公式ホームページはこちら