サミティヴェート病院に日本人専用医療センターがオープン!潜入取材しました(PR)

@トンロー

多くの日本人が利用しているサミティベート病院スクンビットに、待望の日本人専用の新館がオープンしました! ありがたいことに今回お誘いいただいたので、一足先に「日本人医療センター」内を見学させていただきました。タイ在住者のみならず、旅行者、周辺国在住の日本人にとって非常に助かる存在だと思いますので、詳しく紹介していきます。

サミティヴェート日本人医療センターとは?

1979年に開業し、今年40周年を迎えるサミティヴェート病院。スクンビット、シラチャ、シーナカリン、トンブリ、チョンブリ、ヤワラート等に多数の拠点がありますが、今回スクンビット(ソイ49)に日本人専用の新館 「サミティヴェート日本人医療センター」がオープンしました!(2019年4月からソフトオープンで稼働してましたが、6月4日がグランドオープンです)

サミティヴェート病院スクンビットでは、年間のべ14万人、1日約400人の日本人患者が受診し、年間約200人の日本人の赤ちゃんが産まれているのだそう。小児科の国籍別受診者では日本人がトップ。日本人の対応実績としてはタイで随一と言えます。
そして日本人専門の病棟が開業したのは、なんと東南アジアで初! サミティヴェート日本人医療センターでは内科、外科、小児科だけでなく日本人に罹患の多い消化器科、内視鏡の設備も充実。大阪の高槻病院、神戸の佐野病院とも連携した日本式の医療技術や入院設備を利用できます。
日本語が話せるスタッフが24時間で対応しているので、バンコク在住日本人にとってはもちろん、旅行者、周辺国に在住している日本人にとっても大変心強い存在です。

場所、地図

サミティヴェート日本人医療センターはスクンビットソイ49とトンローソイ13の角にオープンしました。ちょうどサミティヴェート病院本館の向かいの辺りです。
サミティヴェート日本人医療センター
Google Mapはこちら。

行き方はプロンポンやトンロー周辺からタクシー、もしくはモタサイ(バイクタクシー)等が便利ですが、無料シャトルバスも利用できます。エンポリアムタワー(BTSプロンポン駅直結)から、朝8:00~17:00に発着しています。
シャトルバスについて詳しくは、こちらの公式ホームページ (日本語) をご覧ください。

受診の流れ(日本人医療センターへの行き方)

日本人医療センターを初めて利用する方向けに、受診の流れ・行き方を簡単にご紹介します。本館と医療センターは2階の渡り廊下でつながっているので、受付からスムーズに受診することができます。
※パスポートや保険証(お持ちの方はサミティベート病院の診察券)などの持ち物をお忘れなく!

まずは、本館の1階(G階の1つ上)の「日本人相談窓口」で受付をします。(ここは日本人医療センターがオープンする以前と変わりません)
サミティヴェート日本人窓口
受付が済むと、受診内容に応じて何階の何科に行けばいいのかの案内があります。(※受診科によって日本人医療センターに案内されない場合もあります)
日本人医療センターに行く場合、日本人カウンターに向かってすぐ右手にあるエスカレーターで2階に上がります。

2階、左手に小児科がある通路を右手に進みます。

途中看板が出ています。そのまま道なりに渡り廊下を進みます。

エレベーターホールも通り過ぎ、右手方向に進みます。
日本人医療センターの2階(日本人専用健康診断センター、一般内科外来)に着きます。

館内マップ

日本人医療センターは地上7階、地下3階建てです。館内マップはこのようになっています。
サミティベート日本人医療センターの館内図

  • 7階 屋上庭園
  • 6階 入院病棟(小児科)
  • 5階 入院病棟(成人)
  • 4階 入院病棟(成人)
  • 3階 内視鏡室
  • 2階 日本人専用健康診断センター、一般内科外来、本館連絡通路
  • 1階 消化器科外来
  • G階 会計・薬局
  • B1~3階 駐車場

特に利用する頻度が高そうなのは一般内科外来(大人の風邪や腹痛など)や健康診断センターがある2階でしょうか。小児科は基本的には今まで通り本館2階で診察し、入院する必要がある場合に日本人医療センターの6階に案内されます。

館内の様子

医療センター内を一部見学させていただきました。まずは2階の健康診断センター。
こちらは健康診断センターの診察室です。患者と医師が向かい合わせではなく、横に並んでいるのが特徴なのだそう。
健康診断センターでは日に30名程の日本人が健康診断や人間ドックに訪れています。日本人専用なので本館よりも空いていてスムーズに受診できそう!

トイレにはオムツ台やウォシュレット等充実した日本らしい設備があります。

地味にすごいのがドリンク!健康診断のフロアは水だけでなく、ジュース、ポカリスエット、ウーロン茶までフリードリンクだそうです。

日本の新聞や雑誌、絵本も充実してました。本当に日本の病院に来たみたい!

こちらは6階。小児科の入院病棟です。さりげなくトトロが置いてある♪

壁のイラストがほっこりするなぁ!

うちの子も以前タイで短期入院したことがあるんですが、小さい子が入院するって親も子どももすごく疲れますよね。こんなほっとするデザインなのがうれしいです。

こちらは小児科の個室。大部屋はなく、病棟はすべて個室だそうです。

広々とした個室。しかも冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、Wi-Fiまで完備です。下手なホテルよりよっぽど充実してる!笑

感動したのが、なんと日本のテレビも5チャンネル(NHK総合、Eテレ、フジテレビ、テレビ朝日、アニマックス)が観られるんですよ!!すごくないですか!?

入院中って基本的に室内にこもりきりになるので、日本のテレビがあるかどうかで快適さが全然違うんですー!!(←力説。前にうちの子が別病院で入院した時はタイ語番組しかなくて本当にしんどかったので…!)
バスルームもキレイで広々。本当にホテルみたい! 必要ならお子様に合ったサイズのおまるなども貸し出してくれます。

小児科はクマちゃん柄のアメニティ(子どもサイズ)を採用してます。かわいいー♪

ちなみに料金は、1泊9000バーツだそう! +200バーツ/泊で付き添いの大人用のエキストラベッドを追加できます。保険でカバーされるか、自費かどうかは保障内容によりますので、ご自身の保険をご確認くださいね。(カバーされますように…!!)

日本人向けに翻訳機能が充実

サミティヴェート日本人医療センターでは、タイ語や英語が苦手な方でもスムーズな受診ができるよう、日本人向けの翻訳機能が充実しています。
日本語通訳者(日本人、タイ人)が常時複数名勤務しており、もし通訳者が同席できない場合は、タブレット端末や電話、翻訳機(ポケトーク)等が利用できます。
こちら↓写真右手にあるのが、グランドオープンのセレモニーで紹介されたタブレット端末型のトランスレーターです。通訳者とテレビ電話でつなげ、会話することができます。

こちらの看護師さんが持っているのは「ポケトーク」。AI(人工知能)を搭載した翻訳機です。日本では明石家さんまさんのCMで話題ですね。

日本語で話すとそのままタイ語等で表示、音声が再生されます。
ポケトーク
もはやドラえもんの未来道具みたい! 言葉の壁を気にせずに病院に行けるなんてすごい便利な時代になりました。

オープニングセレモニーの様子

ちなみに今回はグランドオープンだったので、豪華なオープニングセレモニーが開催されました!

著名人やメディアの方がたくさんいらしてて、ただの一般人(私)は場違いだったんですがw

いつもサミティベを利用している日本人の1人として、末席に参加できてうれしかったです。

こんなサミティベのクマちゃんもいただきました♪ ちゃんと白衣着てる~!!

家に帰ってきた子どもにあげたら、さっそくお医者さんごっこをしてました!

まとめ

日本人にとって今まで以上に便利になった、サミティヴェート病院日本人医療センターをご紹介しました。特に健康診断センターは空いてそうだし、結構狙い目だと思います。
海外生活ではなるべく病気やケガなどなく過ごしたいものですが、もしもの時に安心して利用できるのは助かりますね。バンコク在住日本人はもちろん、周辺国在住の方も、旅行者の方も、ぜひ利用してみてください。

店舗情報

サミティヴェート病院 日本人医療センター (Japanese Hospital by Samitivej)
住所: 133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua, Vadhana, Bangkok 10110
営業時間: 24時間年中無休
電話番号: 02-022-2222 (代表/24時間)
または 02-022-2122 (日本語コンタクトセンター/7時~20時)
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